Art Talk vol.5

こんにちはEriです☆
先日、ずっと欲しかったマニアックな本を手に入れました♡こちら↓
 『Making the Scene: A History of Stage Design and Technology in Europe and the United States 』
タイトルだけではなんのこっちゃか?ですが、古代ギリシャから現代までの欧米舞台美術を網羅した本です(^^)
 
彫金の道へ進む前は、舞台美術の彫刻部門の畑で育った私。やはり、ジュエリーをデザインする時も、ご注文を頂く背景にある「物語」を汲み取り、お作りするジュエリーを物語の舞台の「主人公」として、ひとつひとつデザインしている…そんな自分に最近気が付きました。
私の専門はキャラクターデザインや、主に舞台上で使われるマスク、ボディスーツ、人形(パペット)などの小道具の彫刻です(^^)
 ミュージカルライオンキングなどを思い浮かべて頂けたら分かりやすいかもしれません(^^)(画像:Character Costume Figure Drawingより)
 
(画像:Character Costume Figure Drawingより)
下の画像は大昔の我がデザイン画たち↓
オペラ「利口な女狐の物語」
パペットやマスク、着ぐるみスーツだったり
 こちらは演劇「青髭」大道具のシャンデリアや家具、巨大な本の人間、
 
役者さんの鎧などなど、ブログ初登場の我が母との対比でご覧下さい↓
 
非常に初々しく懐かしい写真の数々(^^)
そして、大切な原点。
今回、冒頭でご紹介した美術本を手に入れたのも【初心回帰】の思いから(^^)
ただ身につけるだけ、着飾るためだけのジュエリーではなく、ジュエリー自身をキャラクターとして演者として命を吹き込む事ができないか。そうする事でより一層、お客様とジュエリーを結び、深く共鳴できる要素が生まれるかもしれない。
そんな、ちょっと分厚くマニアックなチャレンジを追求してみようと思っています☆
さぁ、研究研究!!スケッチスケッチ♬
次回もどうぞお楽しみに☆