Famille

もう12月ですね〜!この季節になると毎年思い出すハチミツがあります☆

フィレンツェ在住時代に出会ったこのアカシアのハチミツ↓。

それはそれはもう強烈に美味しくて、このハチミツを超えるハチミツにこの10年まだ出会っていません。あぁ、また食べたい。

さてさて、本日はお久しぶりの「ジュエリーストーリー」ちょうど私がイタリアで幻のハチミツを食べていた頃に誕生したジュエリーのお話し☆

ご依頼主はロンドン時代に同居していた大家さん夫妻。当時まだまだ修業の身だった私に「早速だけど、Eriにお願いしたい指輪があるの!」となんともハードルの高いオーダーを頂きました。

私にとってはイギリスの兄姉のような存在の2人に待望の赤ちゃんが加わり、記念の指輪制作を任されることに☆

3人を思い浮かべながら、形や色調の違うグリーントルマリンを3つ選び

愛する赤ちゃんの頬に、夫婦が優しくキスするような石並び。パパとママに抱かれた小さなお花「家族の新芽」をイメージしたデザインに決定☆

お師匠さんに相談しながら、パーツを作っていきました。

今みると、なんとまぁ〜無骨なシルバー原型だこと!当時の特徴ですね〜

原型が完成したら指輪のプレビューカードを作り、ロンドンにいる2人にプレゼンテーション☆

全体が傾斜のあるV字になっているので、真正面と真後ろから見たらハート♡にみえたり、

赤ちゃんの小さな石座もハート♡にしたり。愛がたくさんな指輪になりました☆

指輪全体が大きなハートで石座の小さなハートを囲んでるイメージ☆

生まれたての新芽のキラキラをどう表現しようかとお師匠さんと考え、両脇の指輪腕を三角形に造形して

正面だけではなく、いろんな角度から石がキラキラ光るように、傾斜をつけてセッティングしてみました☆

う~ん懐かしい~~♪

なんだかこうやって写真と共に文章にして、改めて修業時代の作品を振り返ると、当時の熱意やジュエリー作りに出会えた喜びに毎日ワクワクしていた自分を思い出します。

気持ち新たに、パワーアップ☆

次回もどうぞ、お楽しみに!