Venezia : Gondoliere

こんにちはEriです☆みなさん素敵なGWをお過ごしでしょうか?

さぁ、今回はイタリア旅レポ第2弾♪

前回のメディチ家礼拝堂でも感じた

「イタリアの美しさを支える、過去と現在の職人さんたちの技術と情熱」

この職人魂を全身で感じることこそが、まさにイタリアという国を旅する醍醐味。

 

水の都ヴェネチアでも素敵な出会いがありました。

 

きっかけは、アカデミア橋付近の路地を散策中に見つけたお食事処

「トラットリア Ai Cugnai」

店の外観画像はGoogleから(撮影しておけば良かった・・・)

古めな店内をのぞくと縞模様の服を着たおじちゃんたちが、

わいわい楽しそうにお食事中☆

なにやらベネチアの運河でゴンドラを漕ぐ男性陣「ゴンドリエーレ」さんたちのたまり場のよう。

ほほぅこれは、絶対おいしいぞ。ここで食べたい!

そして出てきたお料理は、はい、美味しい・・・!!!!

店員さんもお客さんたちもフィレンツェ人とは全く違うイタリア語のアクセント。

だけどやっぱりなんだろう、郷土を同士同胞友人を愛する暖かさというイタリア共通の「愛」がそこにありました。

 

これは、ぜひ、ゴンドラに乗りたい。ヴェネチアを感じたい。

 

と、いうことで、早速サンマルコ運河の乗り場からゆったり1時間周遊を決定♪

恐る恐る・・・ジャンプ!

私たち担当のゴンドリエーレ兄ちゃん、アルヴィーゾ君。かなり若いぞ。

早速お話を聞くとなんと、デビューしてまだ5年。

丁寧にモーツアルトのお家や観光名所を説明してくれつつ、

ゴンドリエーレになったきっかけを聞くと、

お家が親子6代にわたりゴンドリエーレなんだとか!え!6代・・・!?

お父様はマイケルジャクソンを乗せたこともあるんだとか♡

それはそれは家業を誇らしげに語るアルヴィーゾ兄。

 

運河でおおくのゴンドラとすれ違う際も、ゴンドリエーレさんたちと老若関係なく声を掛け合い、さっくり大げさな世間話をし(ザ・イタリア人)なんとも楽しそう。

聞くと、小さい頃からおじいさんとお父さんのそばでゴンドリエーレの仕事を見て育ち、

このヴェネチアの運河を行き来するほとんどのゴンドリエーレさんとは顔見知りなんだとか。

ゴンドラ観光の目玉「溜め息橋」が見え始めるほんのちょっと前で「あれが僕たちのヴェネチアの旗です」とこれまた誇り高く手を伸ばし、紹介してくれるアルヴィーゾ兄。

古くから続く家業を今に伝える彼は自信でキラキラしていました。

なんだか、とっても羨ましい。

電動のボートにおされ、伝統を守る手こぎのゴンドリエーレさんが減っていく中、こんな誇りを持った青年がいるなんて。

そしてひょっこり出会えるなんて、私たち幸運。

1時間の運河周遊を終え乗り場に戻ると、

 

おじさんゴンドリエーレ「おい、なんだよおまえもう帰ってきたのか~もっと仕事しろ!」

アルヴィーゾ「オレちゃんと1時間回ったじゃん、もぉ~手ぇ痛いって~」

はははは

子供たちは会話の内容は分かっていませんでしたが、終始声がかかり合うあったかい空気間あふれるゴンドラを楽しみ、娘の言う「人気者のお兄ちゃん」とご機嫌で写真撮影♪

世界中の人を魅了する水の都ヴェネチアを支える人々の暖かさ。

またまた、イタリアの魅力に心射貫かれてしまった私です。

さて、続く旅レポ第3弾は、我が師匠との再会♪

芸術の都フィレンツェに生きる人々とのあったかいひとときをレポします♡

 

次回もどうぞ、お楽しみに!