Symbols

私は一年の中でも家族と過ごす「お盆と正月」が大好きです☆今あるご縁や自分のルーツに想いを馳せると、不思議とスーッと心が落ち着きます。

今日は前回のブログで予告しました「家族のルーツ」「ご縁」「家紋」をテーマにしたジュエリーストーリーをお届けします(^^)

主人公はスペイン人の旦那様と日本人の奥様のご夫婦☆お二人からの熱い熱いお手紙からストーリーが始まりました(^^)
Amber&Pearlではお客様に合うジュエリーを生み出すために細かな打ち合わせをし、デザインを決めていくのですが、お二人からのお手紙を読んでビックリ&ワクワク！

・お互いの出身地のシンボル
・お互いの家紋
・2人の出会った場所のシンボル
・今住んでいる場所のシンボル

・プラチナとイエローゴールドの２色でミル打ち装飾

を、ふんだんに盛り込んだ「2人」を象徴する結婚指輪が欲しい！！とのこと！
贅沢！！！さぁ早速デザイン作業のスタートです(^^)

まずはそれぞれの彫り模様が無理なく収まるよう、キャンバスとなる指輪の形状や幅から決めて…

次にそのキャンバスにどのようにシンボルを並べて行くのかをラフスケッチを重ね、実際の彫りにした際にシンプルかつ美しい線を探します。(非常にラフでお恥ずかしい↓)

ご希望のシンボル全てを象徴するモチーフを決め、それらを永遠の象徴「唐草」でつなぎにテーマに沿って彫り入れるデザインが完成☆

お城の塔(ご主人様家紋)から、、、

光とともに解き放たれた梅と紅葉(奥様の家紋とルーツ)、

それら全てを繋ぐ唐草が、”muz”(旦那様のルーツ)まで導く…

ぐるっと一周、どの面をとってみても「お二人」が描かれています(^^)

ご希望にあった「出会った場所と住んでいる場所」はお二人の指輪表面の”あるシンボル”をそれぞれ重ねて並べた時に、裏面に現れるようなカラクリで彫り入れました♪

この結婚指輪をみただけで、お二人が誰なのかがすぐわかる…まさに「2人」を象徴する夫婦の証☆

私は結婚指輪は一番身近にある夫婦を映す鏡だなぁと思っています。ふと薬指を見て出会った頃や新婚時代を思い出したり、今日の伴侶を思ったり、未来の二人を想像したり

今みなさんの結婚指輪には何が映っていますか？私の結婚指輪には日焼けで皮がむけはじめた主人の姿がちらほらと。。。☆

次回のジュエリーストーリーもお楽しみに！

ブライダル作品例→Showcase：Wedding

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